【ベトナムのヘッドライン】
・Sanofi-Aventis Vietnam社は、ベトナムにおいて医薬品の直接輸入に関する許可を 取得した最初の多国籍製薬会社である。ベトナム政府及び保健省が外資製薬企業に 対して医薬品の輸入機会を与えたこと、且つ保健分野における市場拡大を通じて、 多国籍グループ及び外資企業に対して同分野への投資誘致をより強力に行う。 ベトナム医薬品管理局によると、製薬業界は成長を続け、2021年には77億USDの市場 規模に至るとのこと。
(2019年8月9日、congthuong)
・日本の繊維会社はベトナムにおいて新工場を開設する。大阪本社の住江織物株式会社 は、Ha Nam省のDong Van 3工業団地においてSuminoe Textile Vietnam社を開設し 190万USD出資した。同工場は日本へ輸出のためにベトナムでホットカーペットの生産を 実施する。同工場は、同社の外国における二番目のホットカーペット生産工場である。
(2019年8月9日、vietnamplus)
・Hung Yen省には韓国により投資された最初の「クリーン工業団地(ハイテクかつ環境 負荷の少ない産業を中心に誘致する整備された工業団地)」がある。韓国の大手不動産 グループとベトナムのパートナーは、クリーン工業団地の建設プロジェクトに関する 協議書に署名した。同プロジェクトが完了すれば、同工業団地はHung Yen省で最初の 韓国投資クリーン工業団地であり、スマート及び環境に優しいソリューションに基づき 稼動し、再生可能エネルギーを使用する。
(2019年8月10日、enternews)
・投資及びマーケティングコンサルティングを行うRetail & Franchise Asia社会長に よると、ベトナムは世界展開の可能性を高評価され、国際フランチャイズ協会による 世界トップフランチャイズ市場の12市場中8位だった。フランチャイズ事業に対する 有望分野は飲食、教育、医療及び栄養サービス、ホテル、ファッション、美容及び スキンケアサービス、コンビニ等である。一方、韓国の農業・食品グループのレポート によると、有望市場としてベトナムを選んだ韓国企業は総企業の43%を占め、ベトナム で約360店舗を有している。
(2019年8月9日, congthuong)
・DealstreetAsia によると、シンガポール及び日本に拠点のあるACA Investments社は、 3年間でベトナム企業に1億USD投資する予定である。Sumitomoグループに属しているACAは 2008年に設立され、投資ファンド、成長企業の管理、経営及びM&Aアドバイザリー等を 行っている。現在、ベトナムにおけるACAの投資プロジェクトはSin Kim Land、My Chau 薬局、VTV Cabの子会社Viet Thanh Technology Corporation、Bibo Martである。
(2019年8月10日, cafef)
・日本はCan Tho市の主要な投資パートナーである。2019年年初から7月まで、Can Tho市 における総投資プロジェクト84件の中で、日本の投資プロジェクトは7件、総投資資本金 2,500万USD近く、商業、生産、IT、医療サービスの分野で活動している。2018年、同市に おける日本との貿易額は20,670万USDに達した。Phu Hung 1工業団地内に、日本投資家 向けのベトナム・日本工業団地も設立され、総面積は30haである。また、ハイテク、 裾野産業、機械製造、加工業、ITの分野だけでなく、医療、教育、観光、IT、 ロジスティクス等の分野に投資する投資家も誘致している。
(2019年8月9日, motthegioi)
【カンボジアのヘッドライン】
・Hatha Kaksekar Limited のCEOであるOknha Hout Leng Tong氏によれば、 Hattha Kaksekar Limitedの2019年上半期の融資額は前年同期比30%増、預金額は 前年同期比38%増、総資産は前年同期比31%増となった。
(2019年8月9日、Kley Kley)
・2019年8月13日、フン・セン首相によると、2018年日本からカンボジアへの輸出額は 約4億4, 000万USD であったが、2019年年初から5か月間の輸出額は4億4, 000万USDで あった。なお、2018年のカンボジアから日本への輸出額が約16億USDであり、2019年 年初から5か月間の輸出額は17億USDであり、取引量が大幅に増加している。
(2019年8月13日、Kley Kley)
・2019年8月12日、Thong Khon観光大臣及び在カンボジア日本大使の堀之内英久氏との 会談において、カンボジアは日本政府と投資家に対して、カンボジアにおける新しい 観光地の設立を提案した。特にリタイア後の日本人のための観光地の設立を期待して いるとのこと。
(2019年8月15日、Phnom Penh Post) |